コーヒー好きの皆さん、こんにちは!
“自分にぴったりの美味しいコーヒー豆”を見つけるのは、意外と難しいものですよね。どんな豆が自分の好みに合っているのか、どうやって選べばよいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、今回は「初心者でも安心!美味しいコーヒー豆の選び方」を分かりやすく解説します。
コーヒー豆を選ぶときに大切な5つのポイント
- コーヒー豆の種類(アラビカ vs. ロブスタ)
- 焙煎度(浅煎り・中煎り・深煎り)
- 生産国や産地豆のフレッシュネス(焙煎日)
- グラインドの設定(挽き方)
- 自分の味の好み(酸味・苦味・コク)
1.コーヒー豆の種類(アラビカ vs. ロブスタ)
コーヒー豆には主に2つの種類があります:
- アラビカ種(Arabica)
- ロブスタ種(Robusta)
これらの豆は、味わいや栽培環境に大きな違いがあります。
アラビカ種
特徴 | 香り高く、酸味があり、フルーティーで味わいが豊か |
おすすめの飲み方 | ブラックで飲むのがおすすめ |
代表的な産地 | エチオピア・コロンビア・ケニア |
カフェイン含量 | ロブスタ種よりもカフェインが少ないため、味が穏やかで飲みやすいです。 |
ロブスタ種
特徴 | 強い苦味とコクが特徴 |
おすすめの飲み方 | ミルクや砂糖を加えるカフェラテ、エスプレッソに最適 |
代表的な産地 | ベトナム・インド |
カフェイン含量 | ロブスタ種はアラビカ種よりもカフェインが約2倍多く含まれており、強い苦味やパンチのある味わいを生み出します。 |
アラビカ種とロブスタ種の違いまとめ
特徴 | アラビカ種 | ロブスタ種 |
---|---|---|
味わい | 軽やかでフルーティー、酸味が特徴 | 苦味が強く、コクがある |
香り | 甘い香り、花のような芳香 | 土っぽい、強い香り |
酸味 | 爽やかな酸味が特徴 | 酸味はほとんど感じない |
カフェイン | 少なめ | 多め |
育成環境 | 高地で育成、寒冷な気候を好む | 低地で育成、暖かい気候を好む |
主な産地 | エチオピア、コロンビア、ケニア | ベトナム、インド、ブラジル |
価格 | 高価 | 安価 |
※最新の情報ですとロブスタの価格が上昇しておりアラビカ種と変わらない価格の物も出てきている様です。(仕入れ先情報)
2.焙煎度による味わいの違い
コーヒー豆の味わいは、焙煎度によっても大きく変わります。
焙煎度の違いについて理解しておくと、より自分の好みに合った豆を選びやすくなります。
ライトロースト(浅煎り)
- 特徴:酸味が強く、フルーティーな香りが特徴
- おすすめの産地:エチオピア、ケニア
ミディアムロースト(中煎り)
- 特徴:バランスの取れた酸味とコク
- おすすめの産地:コロンビア、グアテマラ
ダークロースト(深煎り)
- 特徴:苦味が強く、濃厚な味わい
- おすすめの産地:インドネシア、ブラジル
3.生産国や産地豆のフレッシュネス(焙煎日)
コーヒー豆の産地によって、味わいの特徴が大きく異なります。各国や地域で栽培される豆は、気候や土壌、栽培方法によって風味が変わります。代表的な産地をいくつか挙げてみましょう。
エチオピア
アラビカ豆の発祥地で、フルーティーで花のような香りが特徴的です。明るい酸味と豊かな香りが感じられることが多いです。
コロンビア
バランスの取れた味わいで、酸味とコクがしっかりと感じられます。ややナッツやチョコレートの風味も。
ケニア
フルーティーで明るい酸味が特徴。特に柑橘系のフレーバーが感じられることが多いです。
ブラジル
ナッツやチョコレートのような風味が強く、低酸味で飲みやすい豆が多いです。これらの産地を知ることで、自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶ手助けになります。
コーヒー豆は焙煎後、時間が経つにつれて風味が劣化していきます。新鮮な豆ほど、香りや味わいが豊かで、より美味しいコーヒーを楽しめます。購入する際には、以下の点に注意しましょう。
- 焙煎日をチェック:できるだけ焙煎日から1ヶ月以内の新鮮な豆を選ぶと良いでしょう。グレートコーヒーでは週4日焙煎してますので、発送する豆は、ほぼ1週間以内の焙煎日になります。
- 保存方法:コーヒー豆は湿気や光、空気に触れると劣化しやすいため、直射日光を避け、密閉できる容器に入れて保存します。※冷蔵冷凍を勧められてる所もありますがグレート珈琲の豆は、風味がなくなるので出来るだけ冷凍保存は避けていただきたいです。
美味しいコーヒーは、粉で1ヶ月、豆で2ヶ月以内に飲んでいただきたいです。夏はもう少し早くなります。
「新鮮なコーヒー豆を選ぶことは、コーヒーの味を最大限に引き出すためにとても重要です。焙煎後すぐの豆は、香りや風味が豊かで、一番美味しい状態を楽しむことができます。」
4.グラインドの設定(挽き方)
コーヒー豆の挽き方は、抽出方法によって異なります。自分が使うコーヒー器具に合わせた挽き方を選びましょう。
粗挽き | フレンチプレスやコールドブリューなど、抽出時間が長い方法に適しています。 |
中挽き | ドリップコーヒーに最適です。一般的に使用される挽き方です。 |
細挽き | エスプレッソやモカポットに適しています。短時間で抽出する方法に向いています。 |
自宅で豆を挽く場合は、購入時に挽き方を指定できることが多いので、自分に合った挽き方で豆を選びましょう。
5.自分の味の好み(酸味・苦味・コク)
最も重要なことは、自分がどんな味のコーヒーが好きかを知ることです。以下の点を考慮してみてください。
酸味 | 酸味が好きなら、アラビカ種の浅煎りやエチオピアなどがオススメです。酸味が苦手な場合は、深煎りやブラジル産の豆が良いかもしれません。 |
コクと苦味 | 深煎りの豆やロブスタ種は、しっかりとしたコクと苦味が特徴です。エスプレッソなどの濃いコーヒーが好きな方に向いています。 |
フルーティーな風味 | フルーティーで華やかな風味を楽しみたい場合、エチオピアやケニアなどの豆が向いています。 |
最後に
珈琲は価格の高い珈琲が美味しいわけではありません!自分の好みを把握するため、色々楽しみながら飲み、自分の好みを見つけて頂ければと思います。